へび守の次は、みつばち文庫の栞作り。

こんにちは。みつばち文庫です。

みつばち文庫の一作目は、童話「本を読んだへび」でした。本の中で少女が、蛇の抜け殻を薄紙からそっとひらく、という動作があります。抜け殻は今の時代はそうそう見かけることはないので、蛇の抜け殻を入れたお守り「へび守」を、一冊に一つ心をこめて作りました。今も作り続けています。

みつばち文庫の2冊目は、パキスタンの笑顔溢れる写真集です。本にはひとつしかけがあって、この写真集を見て作曲されたピアノ曲が収録されています。作曲演奏は、ピアニストの石垣絢子さん。QRコードを記しているのでそこから飛んで音楽が聴ける、演奏も見ることができるというわけです。音楽を聞きながら、写真を見るという贅沢。曲は7分ほどの大作で、何度聞いてもすばらしいです。

銀座の写真展では、ぱっと開けるように、そのQRコードのページにしおりを挟んでわかりやすくしていました。皮革工芸が趣味でもあった母の残してくれた革がみつばち文庫には大量にあるので、日ごろからなにかに使えないかと考えていて、そうだ、みつばち文庫の革の栞をつくろう、そしてピアノのページに挟もうと思いました。そうしましたら、意外とそれが好評で、ほしいという方が毎日のように現れて、私はうれしくなり、倉庫から革を出してきて、せっせと作る日々でした。

この作業、なにかに似ているな、、、と思ったら、そう第一作目の「へび守」です。願いを込めてひとつずつ。祈りを込めて。

読書のワクワクする気持ちを、本を読むみつばちが見守っています。みなさまの手元にも届くように、今日もせっせと作っています。

 

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